OpenAI、カリフォルニア州立大学の学生らに教育特化型チャットボットを提供

概要:

OpenAIは、米国最大の公立大学システムであるカリフォルニア州立大学（CSU）と提携し、約50万人の学生と教職員に対して、教育分野に特化したChatGPTを提供することを発表しました。 

詳細:

• 提供内容:

CSUの23キャンパス全体で、学生はChatGPTを活用して個別指導や学習ガイドにアクセスでき、教職員は管理業務の効率化に利用できます。これにより、教育現場でのAI活用が一層促進されると期待されています。

• 背景:

OpenAIは2023年から教育分野へのChatGPTの導入を検討しており、当初はカンニングや盗用の懸念がありましたが、現在では教育支援ツールとしての活用が広がっています。既にペンシルベニア大学ウォートンスクール、テキサス大学オースティン校、オックスフォード大学などがChatGPTの法人版を採用しています。

• 今後の展望:

OpenAIは、教育現場でのAI活用をさらに推進し、学生の学習体験の向上や教職員の業務効率化を目指しています。また、AIリテラシーの向上やAI関連のスキル習得を支援するプログラムの展開も計画しています。

この取り組みは、AI技術が教育現場に浸透し、学習と教育の在り方を革新する一助となるでしょう。

株式会社アートジャンキー・吉田 観

代表取締役

1974年に岡山県で生まれ、明治大学政治経済学部を卒業後、IT関連業務やWEB制作会社での経験を経て、2002年に米国法人artjunkie, inc.を設立しました。 その後、日本法人を設立し、アートやデザイン、IT、AI、飲食など多岐にわたる分野で活躍しています。